阪急電車の駅のはすむかいにある池。
牛女の伝説が残る弁天池を探し、ついに見つけたと思ったのだけれど・・。あとで気づいた。めざしていた弁天池はこの池から真東に4.3kmの寺の中の池だった。ニアミスで行きそびれてしまった・・。
とはいっても、ここもなかなか興味深い池であった。
「仁川の大池」とも呼ばれたこの池の東岸は阪急電車の線路になっており、線路と池のわずかなスペースに遊歩道がのびている。通勤通学時間には多くの人が歩き抜ける。
住宅地に囲まれながら和風の庭園のような植栽も見えるし、対岸側は西洋のガーデン風の花々、そして水の中には錦鯉。
都市河川の一部ということもあり、冬場に定期的に浚渫のための水抜きを行っており、2010年以前にはブラックバスが大量死している光景なども見られたようだ。
現地では未確認ながら釣り禁止とのことである。
また、子どもを引きずり込む池の主を、子どもたちが力を合わせて引きずり上げたというユニークな話も残っている。
駅への通勤路としても使われる池横の遊歩道。右は阪神電車の線路。