水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

鯨ヶ池(静岡県静岡)

くじらがいけ。
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2016年9月撮影。

新東名高速開通で雰囲気が一変したへらぶな管理釣り池。

静岡市街地からちょっと山側へのぼったところにある隠れ家のような池で、池全体がへらぶなの管理釣り場となっている。新東名高速が開通したことで、山あいのひっそりした雰囲気はなくなってしまったものの、落ち着いたたたずまいは変わらない。
池岸の一角に、管理事務所を兼ねる店舗があり、へらぶな釣り道具が充実している。店主がとても親切で、愛用している竿置きの万力はこの店で買った際に細かく調整してくれた。
クルマは自分の釣り座の近くに駐車するスタイルなので、休日は池を一周する道路が釣り師の車列で埋まる。一部、駐車禁止エリアもあるので注意。岸釣りの場合は釣り台を持参する必要があるが、桟橋での釣りも可能。
温暖な静岡なので冬場も楽しめ、地元へら師は両グルテンの底で攻めているのだとおしえてくれた。土地柄であろうか、静岡の釣り人もまた、親切な人が多い印象である。海釣りとへらぶな釣りの両方をやる人が多いので、埼玉県のへらぶな釣り師のように、競技志向できわきわな感じもなく、ゆるい雰囲気でビジターにもおすすめである。


2016年撮影。ヒシモがびっしり。
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2011年撮影。ヒシモはまったくない。