水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

八鶴湖(千葉県東金)

はっかくこ。八鶴湖公園。

湖という名はついているものの。

「湖」という名前がついているものの、実際には町中にある周囲800mの野池である。わりと大きめの駐車場とトイレがあるが、桜の季節以外は静かな水辺。池のまわりに遊歩道があり、朝夕は駅へと向かう通勤・通学の人たちが通る。
特に釣り禁止看板などは見あたらないが、水抜きがたびたび行われているせいか釣り人の姿を見たことがない。
湖という大仰な名前になったのは比較的最近のことのようだ。徳川家康とゆかりの深い「とき池」という小さな庭池が起源となり、その後拡張され長く「八鶴池(やつるいけ)」「御殿池」と呼ばれていた。


駐車場と案内板


マークした場所が駐車場。

2012年撮影