新張横堰池。
湯ノ丸高原へと上っていく気持ちのいい県道沿いにある、かんがい用の貯水池。浅間山の長くのびたゆるやかな斜面に立地し、火山灰質の土壌のため池全面にわたってゴム製の遮水シートが張られている。
蓼科山と相対し、河岸段丘の御牧原台地をはるか下界に沈めた景観は胸がすくよう。
貯水池内にはゲートとフェンスで入ることはできないが、県道沿いの駐車スペースが少し高い位置にあるので、池と下界の絶好の眺望を得られる。
ロックフィルのような堰体背面もなかなかの見ごたえだし、ダムファンにもぜひ訪れてもらいたいところだが、堤高は14.8m。わずか20cmでダムスペックに届かず。







マークした場所は駐車スペース。