水辺遍路

訪れた全国1万1,700の池やダムを独自の視点で紹介

姫ノ井池(高知県大月)

ひめのいいけ。

高知は人も豪快だが、県土の形もまた豪快だ。
黒潮に棹刺すように東西に二本の大きな岬を突き出している。東の室戸岬に引き絞られた地域が鋭利な刃物のような地形をもつのに対して、西の足摺岬に収斂するエリアはどっしりとしている。
この足摺エリアの山中には古いダムスペックの土盛り堰体をもつ池がいくつかあり、姫ノ井池もそのひとつ。二車線道路が池のそばを通っているので、アクセスの容易な池である。
訪れた際は堰体の大規模な改修工事を行なっていた。洪水吐を新設しているようだが、2025年2月の再訪ではなみなみと水をたたえている姿を見ることができた。

2019年、堰体改修工事で、まごうかたなきアースダムの断面を見ることができた!! 遮水を担う刃金土はどの部分でしょう?
斜樋の下はこんなふうになっているんだ!