都市部の池を、交通にもまれながら訪ねていく市街地戦は意外に体力を消耗します。夏場だとアスファルトの照り返しなんかで朦朧としてくるので、寒い時期に限ります。春や秋は、やはり大きく野に出たいし、とにかく今はじりじり地道に進めていくだけです。
そんな市街地戦でも、ときどき、ちょっとおもしろいものに出会えたりします。
大狭間池は上池と下池の二段構成ですが、上池と下池を仕切る堤に「魚の持ち出し禁止」の看板がありましたが、その横に「この池の魚は食べられません」
日本人からすると冗談のようでも、工場労働者として中京圏には数多くの外国人の方が住んでいますが、彼らは食べるためにまじめに魚釣りをするのです。ここでは中国語が併記されていますが、静岡だとブラジル語の看板もよく見ます。