いちやなぎぬま。
下北半島太平洋側の夜明けは早い。
5月初旬、4時半にはもうあたりはすっかり明るくなっている。国道を走っていると、数回だけ、ちらっと市柳沼が見える。意識していないと、あ、と思っているうちに通り過ぎてしまうだろう。実際、前年にここを通ったときは撮影することができなかった。
今回も注意していたものの、やっぱり通り過ぎてしまい、1kmも進んだ場所でやっとUターン場所を見つけた。そして引き返していたら、またもや通り過ぎて、けっきょく二度もUターン。
驚いたことに5時前だというのに、市柳沼の細い流出水路に釣り人がいた。時期的には、へらぶなのノッコミ狙いであろうか。しかし、3人の釣り人は、へらぶな釣りのようにも見えるし、そうでないようにも見える。
もしかしてタナゴ釣り?
タナゴ釣りで全国を渡り歩いている熊谷正裕氏の調査によると、市柳沼ではタナゴの生存は確認できず、ウキゴリとヌマチチプしか釣れなかったとのこと。果たして早朝から狙っていた魚は何だろう。
沼は釣り竿以外の漁具は禁止。
アクセスルートは国道で流れもスムーズ。
マークした場所が流出河川の駐車スペース
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日本タナゴ釣り紀行〈2〉古里の風景と〓(たなご)を巡る平成の旅
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