水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,000湖

摩周湖(北海道弟子屈)

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(2003年7月撮影)

霧が晴れたら幸運。霧の摩周湖。

国交省の管轄となる河川法上では「湖」に該当せず、また、湖面上には当然ながら樹木は生えることができないから農水省の管轄にもならない。よって法律上は「水たまり」ということである。しかも世界トップの透明度と、国内20位の面積をもつ水たまりだ。しかも阿寒国立公園の構成要素となっている水たまりである。
湖沼の分類としては火山活動によるカルデラ湖。アイヌではもともと「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と呼ばれていたが、日本名で摩周湖となった由来は「カムイシュ」(神老婆)ではないかと推測されている。なお湖の中央にある小島の名はカムイシュ島。
快適な観光道路で湖西の外輪山を標高600mまでかけのぼり、カルデラ壁に作られた展望所と駐車場で一休みできる。湖畔に屹立する山は摩周岳(857m)、アイヌ名は「カムイヌプリ(神の山)」である。
過去にニジマスが放流され、生存が確認されているようだ。ただし湖への立ち入りはできない。
観光客にとっては霧のためになかなかその姿を拝めないことから「霧の摩周湖」とも呼ばれる。10回行っても見たことがないという人もいる中、3回目の挑戦で拝謁できたの幸運な方なのか。
なお西側の展望所の他、東側からの「裏摩周」もおすすめである。裏摩周の帰路は、神の子池にも立ち寄りたい。
駐車場はシーズン中は有料。

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2016年9月に、最深部でウチダザリガニを捕獲。

水深210メートルの湖底に残された謎の足跡の正体が、国立環境研究所らの調査チームによって解明された。犯人はウチダザリガニ。
他の生息動物は、ニジマス、ヒメマス、エゾウグイ、エゾサンショウウオ。

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観光道路
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駐車場
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マークした場所は展望所駐車場