水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2016-08-23から1日間の記事一覧

戸ノ口堰洞穴(福島県会津若松)

戸ノ口堰水神社。 白虎隊が抜け道に使った長さ150mの用水トンネル。 戸ノ口用水は、猪苗代湖の水を会津に引くため、江戸時代初期から江戸末期まで段階的に工事が行われた。 戸ノ口堰洞穴は、会津若松に到達する最後の関門だった飯盛山を掘り抜いた長さ150mの…

鍋沼(福島県会津若松)

磐梯山を背景に堤を埋める桜が美しい。 江戸時代、30km離れた会津若松に猪苗代湖の水を引く壮大な試みである戸ノ口用水が、1638年にここ鍋沼まで到達したと記録にあるので、古くからのため池だったのだろう。現在は発電所の調整池として利用されている。 沼…

十六橋水門(福島県会津若松)

じゅうりょっきょうすいもん。 天然の猪苗代湖を「ダム」にした近代土木遺産。 猪苗代湖から中通り方面には安積疏水、会津方面には戸ノ口用水が湖水を送っている。取水口となっているのはいずれもここ、十六橋水門である。 遠方に水を送るために猪苗代湖の水…

白虎池(福島県会津若松)

会津若松市街地の南端にある会津総合運動公園には、白虎池、青龍池の二つの池がある。 公園の西部はスポーツ施設ゾーンになっており、白虎池はこのゾーンの構成要素。池の名称は会津の代名詞というべき白虎隊から。 白虎池はビオトープの様相をもっており、…

青龍池(福島県会津若松)

会津若松市街地の南端にある会津総合運動公園には、白虎池、青龍池の二つの池がある。 公園の西部はスポーツ施設ゾーン、東部はファミリーゾーンになっており、青龍池は東エリアの中心にある。 流れ込みのせせらぎとともに池も水遊びができる仕様になってお…