磐梯山を背景に堤を埋める桜が美しい。
江戸時代、30km離れた会津若松に猪苗代湖の水を引く壮大な試みである戸ノ口用水が、1638年にここ鍋沼まで到達したと記録にあるので、古くからのため池だったのだろう。現在は発電所の調整池として利用されている。
沼のかたわらには今も戸ノ口用水が流れ、その水の一部は鍋沼に注ぎ込んでいる。
鍋沼に分水されなかった残りの水は、ここから30kmの長い道のりを経て会津若松に到達し、鶴ヶ城のお堀や御薬園の池をも満たしている。
遊歩道でおよそ50分の湖周散策ができる。周辺に野池多し。ゴルフ場駐車場から先、鍋沼までは500mほどのフラットダート。
沼のそばを流れる戸ノ口用水。
堰体。
駐車スペースと看板類。
水辺遍路謹製マップ。
マークした場所は駐車スペース。