要害の養鯉池群の中では観光的要素のある池で、今回の旅では初めて池名が分かったところである。
案内看板によると江戸期以前から「春日池」という池があったらしく、1692年に水不足解消のためにため池として利用すべく改修工事が行われ、「春日沼」として竣工したとある。
中の島を持ち神様が祀られ殺生が禁じられたことから、他の池とは違って養殖池としては使われなかったようだ。
なお春日沼のスタイルは奈良県の春日大社内にある猿沢池をモデルに築造されている。
トイレ、駐車スペースあり。
春日沼はマップの右下の方。