きせんやまだむ。
関西電力が管理する揚水式発電所の上池。下池は天ヶ瀬ダム鳳凰湖。
堤高91mと壮観なロックフィルダムであるが、堰体側へのアプローチ路は分岐口でゲート閉鎖されており、見学はできない。
喜撰山の登山路の途中でダム湖を眺望できるポイントはあるようだが、今回はインレット側の標高の高いところまで登った上での空撮で、とりあえずというか、やっとその姿を捉えることができた。
しかしこの日、どうもピントが合わない。マニュアルにしたが、それでもぼやけている。
機材の故障かと思いきや、この日のニュースで黄砂の襲来を報じていた。
次回は堰体を捉えられるポイントを探してみたい。
揚水式発電の下池は利水や治水も兼ねる場合も多いのですが、上池は下池との高低差を稼ぐことだけが目的のものなので、とんでもない場所にとんでもない工法で造られる魅惑的な池の宝庫で、立ち入りや見学の困難さにも萌えるものがあります。