北海道にはペーパンダム、サンルダムなどカタカナの名を持つダムはめずらしくはないものの、いずれもアイヌ語。しかしここエルムダムは同じカタカナでもアイヌならぬ英語名のダムなのである。
エルムといえば元祖的奇人ホラー映画『エルム街の悪夢』を思い浮かべてしまうのは昭和世代ゆえかもしれないが、「elm」はホラーとは関係なく樹木のニレのこと。
さてこのエルムダム、なかなか攻略が難しくダムマニア泣かせでもある。
正攻法のアプローチ路は、ダム下流側からの沢伝いの片道9kmのダート林道だが、あまりに長いのと、ゲート通行止めでチラ見さえ厳しいとか。
一方、高原キャンプ場のあるエルム森林公園側からのびる林道に、ダム湖の眺望があるスポットがあるとの情報を見つけ、アタックしてみることにした。
赤間市が設置した林道案内板が下。確かにこのマップでは森林公園からエルムダムまで林道で行けるような描き方だ。
林道は舗装され走りやすいが展望スポットはどこか分からなかった。ダム湖写真は空撮で得た。
マークした場所は赤平市 保養センターエルム高原温泉・ゆったり。