たかなべぼうさいだむ。高鍋湿原。
ダム造成によって生まれた湿原に貴重な動植物が。
農業用のダムですが、貯水ではなく洪水対策が目的となっている防災ダムのため、平常時は水位を落とす仕様になっています。
湖の左右両岸にはダム造成によって生まれた高鍋湿原があり、シラサギソウ、ハッチョウトンボといった貴重な生物のほか、地元固有のサクラである「タカナベカイドウ」が植栽されています。
右岸の西部湿原と左岸の東部湿原は「とんぼの橋」という遊歩橋によって結ばれ、木道やあずまや、トイレ、駐車場が整備。入場無料。近くに日帰り温泉も。
訪れたときは開園期間前だったにもかかわらず、親切な管理人さんのはからいでタカナベカイドウの小さな可憐な花を見ることができました。
ダム堰体。天端は道路。
高鍋湿原(東部湿原)
タカナベカイドウ
駐車場と案内板
マークした場所に湿原駐車場・トイレ。