【たかなべぼうさいだむ / 高鍋湿原】

ダム造成によって生まれた湿原に貴重な動植物が
農業用のダムとはいえ貯水ではなく洪水対策が目的という防災ダムのため、平常時は水位を落とす仕様になっている。
湖の左右両岸にはダム造成によって生まれた高鍋湿原があり、シラサギソウ、ハッチョウトンボといった貴重な生物のほか、地元固有のサクラである「タカナベカイドウ」が植栽。
右岸の西部湿原と左岸の東部湿原は「とんぼの橋」という遊歩橋によって結ばれ、木道やあずまや、トイレ、駐車場が整備。入場無料。近くに日帰り温泉も。
2016年の初訪時は開園期間前だったにもかかわらず、親切な管理人さんのはからいでタカナベカイドウの小さな可憐な花に会うことができた。
2025年の再訪で気づいたのは、以前は無料駐車場だったところに電源が設けられて有料のRVパークになっていた。
景観
高鍋湿原(東部湿原)
2016年撮影。


タカナベカイドウ
2016年撮影。


インレット側の湛水面

設備
駐車場→RVパーク
左が2025年、右は2016年。


ダム堰体
天端は道路。

四季彩のむら・めいりん公園


高鍋温泉

案内板



Googleマップ
マークした場所に湿原駐車場・トイレ。