水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2021-05-14から1日間の記事一覧

大堤と新兵衛堤(山形県南陽)

苗字帯刀も許された水守の集落。水林。 日本の滝百選のくぐり滝の奥にある二つの歴史ある溜め池。 江戸時代の米沢藩では新田開発のため水源林の保全を重視し、この一帯を禁伐林として高札を掲げ、さらにこれを監視させるために山守と水守(みずもり)の集団…

前田溜池(山形県大江)

堤高15.2mのハイダム。流出口から集落まで谷ストレートで350m。なんかとても危険な気がしないでもない。 しかし右岸側の林道、左岸側の舗装道のどちらからもアプローチできなかった。堰体中腹右岸側にアプローチ路のようなものも見えるが詳細不明。 右岸側の…

睦池(八景下池)(山形県白鷹)

関西産の純ベラ(?)だけを放流したヘラブナ釣り池として、地元の釣り師たちが大切に守ってきた河川敷内のジャリ穴タイプの池。 最上川と朝日連峰の景観が素晴らしく、心のふるさとのような愛すべき小場所だ。 2013年の初訪時は池の全周に釣り桟橋がめぐら…

上郷ダム(山形県朝日)

最上川に設けられた発電用のダム 東北電力が所管する発電用ダムで、最上川本流を堰く。さすが松尾芭蕉が「さみだれを集めてはやし」と詠んだ最上川。水の勢いが。 漁業権が設定されており釣りには入漁料が必要。サクラマスの遡上障壁となっているとの指摘も…

引竜第一ダム(山形県河北)

奥に異界から来たような月山の白く丸い稜線が引竜第一溜池とも。 堤高は15m以上ありハイダムスペック。堰体の法面を舗装道がはすかいに駆け上る。 訪れた際はアプローチ路が工事通行止めだったため徒歩で進めるところまで進み空撮を行なった。

引竜小溜池(山形県河北)

堰体の裾を引竜第一ダム湖にひたすような立地にある重ね池タイプの溜め池。 取水操作するための設備は見あたらないが、堰体下部にコンクリートダムでいうところのオリフィスのような穴が見えるのが気になる。ある程度の水位になったら自動的に下の貯水池に流…

院内溜池(山形県村山)

院内溜池は堤高14mのアースダム。あと1mでハイダム。惜しい。下の写真は南側にあるハイダムの塔の沢ダムとのツーショット。bunbun.hatenablog.com