水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2017-09-04から1日間の記事一覧

破間川ダム(新潟県魚沼)

あぶるまがわだむ。 例年4月に地元・魚沼の人たちが「雪流れ」と呼ぶ流氷が湖面を埋め、エッジのきいた迷彩文様が不思議な景観をつくりだす。この水が平野に下り、日本一有名なコシヒカリ産地を潤しているのか、と思いたいところであるが、ダムの主な役割は…

田子倉湖(福島県只見)

田子倉ダム。 日本一の水力発電量を誇るダム湖。当然ながらその水量、その奥深さは筆舌に尽くしがたい。 2017年ゴールデンウィークに訪れた際、その雄大な日本離れした景を前に、堰体横の駐車場、トイレ等の施設写真を撮るのも忘れてしまった。ダム下を泳い…

ちどり池(長野県松本)

乗鞍高原入口にあたり番所大滝。多くの人が立ち寄る名所だが、道をはさんだ向かい側にある池の方に目を向ける人は少ない。 県道から直接、見ることができないという意味では、滝も池も同じ条件であるが、多くの人は滝のためならば有料駐車場も少々歩くことも…

御池(長野県松本)

梓湖から国道を離れ、乗鞍高原に向かう沢伝いの道が、まもなくヘアピンカーブを伴ないながら河岸段丘の上に這い上がると、御池が現れる。 段丘の上はなだらかに乗鞍岳へと向かう高原の入口で、今立っているところが両側を深い谷川にはさまれた馬の背のような…

つくば野池群(茨城県)

多くの研究機関が集結する学園都市つくば。 その周辺の野池はバスポンドとしての実績も高く、へらぶなが自生している無名の池もあちこちで見つかる。 都市部にある池の多くは公園化されているが、一歩郊外に踏みだせば野趣あふれる里池に出会える。 特に筑波…