高津戸渓谷とわたらせ渓谷鐵道が誘う昭和浪漫。
堤高29mの地味な水力発電専用の重力式コンクリートダムだが、水色に塗装されたラジアルゲートまわりなど、よく見るとなかなか味わい深い。
ダム下流側は「関東の耶馬溪」とも称される高津戸渓谷とはねたき橋という遊歩橋もあり、紅葉の季節には観光客でにぎわう。
ディーゼル機関車がマルーン色の客車を牽引するわたらせ渓谷鐵道の大間々駅も近く、昭和時代をほうふつさせる水辺である。
ダムカード配布対象ダム。
ダム下流側の高津戸渓谷
ダム下流側には、農業用水を取水する頭主工やポットホールのある高津戸渓谷も。