水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2021-05-19から1日間の記事一覧

塩沢ダム(群馬県神流)

【しおざわだむ / 蛇神湖(へびかみこ)】 山深い立地と蛇神湖という何ともいえぬ名だけに少々の険道は覚悟していたが、道路は快適な二車線のまま、あっけなく着いた。 おまけに、かわいらしいダムカードタイプのフォトフレームや、ダムサイトの眺望のよいあ…

神水ダム(群馬県藤岡)

壮大な屈曲堰体やミステリースポットとして有名な神流湖(下久保ダム)による水力発電の環境ショックを和らげるために設けられた逆調整池。 分かりやすくいえば、水力発電のため放流された水を受け止めて、最低限の水だけ下流に流すお仕事。 さらに最低限の…

高津戸ダム(群馬県みどり)

高津戸渓谷とわたらせ渓谷鐵道が誘う昭和浪漫。 堤高29mの地味な水力発電専用の重力式コンクリートダムだが、水色に塗装されたラジアルゲートまわりなど、よく見るとなかなか味わい深い。 ダム下流側は「関東の耶馬溪」とも称される高津戸渓谷とはねたき橋と…

群馬の森 近代美術館の池(群馬県高崎)

「うつろひ」という池アート。 2011年、新聞でこの池のことを知り、池アートもめずらしと行ってみたいと思っていた。しかし気がつけば10年前の記事。 池の色が10年前は青いのに、苔ですっかり黄金池になっている。これはこれでよし。 池アートには大阪府吹田…

群馬の森 修景池(群馬県高崎)

群馬の森という都市公園の中にある池のひとつ。 訪れた際は水抜き状態。底はコンクリート。水門はスライドゲート。 園内の美術館の池には池アート作品あり。 ほか、園内を流れる水路には葛飾北斎の群鶴をモチーフにした護岸アートも。ここは親水機能もあり水…

三ツ寺堤(群馬県高崎)

江戸時代初期に領主の命によって築造された溜め池。 堤を盛り土するための粘土は二つの川を越えた先の乗附山から馬で運ばれ、完成後も流入土砂の底さらい、取水口補修など毎年、何らかの維持管理の労力を必要としたものの、三つの村の農地を潤す重要な水源と…

三ツ寺公園 ひょうたん池(群馬県前橋)

高崎の住宅地の中に突如現れる三ツ寺公園は、三ツ寺堤を筆頭に日本庭園池や釣りのできるひょうたん池など大小五つの池で構成されている。 上越新幹線のトンネル開削によって湧き出した地下水を引き込んで通水させているという。 釣り池はスレ針使用、ルアー…

逆川ダム(栃木県日光)

日本で二番目に古い発電用アースダムに会うためには、一般車通行規制のため、チャリか徒歩で。