鉄道の急勾配日本一! 国内唯一のアプト式電気機関車を連結するための駅が湖畔に。
このダムのすぐ上流側に新しく建設された長島ダムの完成によって、従来の線路が湖底に沈むことになった。付け替えられた線路は、高さ109mの長島ダム堰体をいっきに駆けのぼらなければならず、勾配9パーセントは鉄道としては日本一の急傾斜。
この難所を乗り切るため、湖畔にあるアプトいちしろ駅でひとまわり大きな電気機関車を連結。赤と白の力強い電気機関車こそ国内唯一のアプト式機関車である。歯車のような特殊な車輪がついており、軌道側のラックとがっちり噛み合って、1.5km先の長島ダム駅までをサポートする。
左下がアプトいちしろ駅。
左側のひとまわり大きい車両がアプト式電気機関車。
もうすぐゴール。右に見えるのが長島ダムの巨大な堰体。
山腹に走る県道(下)とアプト線の軌道(上)。
次の停車駅は、長島ダム駅〜。bunbun.hatenablog.com