水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2017-10-23から1日間の記事一覧

留萌ダム(北海道留萌)

るもいだむ。 平成21年に完成した新しいロックフィルダム。ダム湖名はチバベリ湖で、「われらの上手の水路」というアイヌ語の地名にちなむ。 留萌(るもい)という地名ももとは「ルルモッペ」というアイヌ語で、「海の水が静かに入ってくる川」という意。ア…

マサリベツの沼(仮称)(北海道留萌)

留萌市街地周辺の野池をひとつは見てみたいと思っていたところ、神居岩総合公園キャンプ場の北600mほどのところにアクセスしやすそうな池があった。キャンプ場駐車場から先の道は未舗装路になるが、下りながら進んで行くと沼が見えた。 駐車場、ミニアスレチ…

中沢鉱滓ダム(秋田県鹿角)

死者374名を出した昭和最大のダム決壊災害の現場。 尾去沢鉱山跡の史跡のひとつ。 昭和11年(1936)、尾去沢(おさりざわ)鉱山鉱滓ダム決壊事件と呼ばれる二度にわたる鉱滓ダムの決壊によって、選鉱後に貯留されていた土石がダム直下の尾去沢の町と374もの…

尾去沢鉱山跡のシックナー(秋田県鹿角)

尾去沢鉱山跡地の廃墟の中にある正円の池。(上写真) 位置的に選鉱工程か精錬工程に使われていたと思われる。同規格のものが二つ並ぶ。 青い水をたたえているのは銅の成分が溶けているからだろうか。二つの池の左手には大きな円形の施設も見える。 鉱山跡の…

松子沢沈殿池(秋田県鹿角)

尾去沢鉱山跡。 尾去沢鉱山跡のうち、地元の努力で景観資源にしようと水辺が保存されたのが松子沢沈殿池である。「松子沢鉱滓ダム」、「松子沢ダム」の表記も見られる。 ビューポイントが分からなかったので空撮に頼ったが、近くの山からも眺望できるようで…