安曇野ちひろ美術館のある安曇野ちひろ公園内にある池。
公園の舗装駐車場と池畔の芝生広場が連続的にゆるやかな斜面となっており、池に相対して駐車できるところに魅力を感じる。そこからは池の後背に屏風絵のような北アルプスがのぞめる。
ここでは池はおそらくは機能的には公園造成の調整池であり、景観要素としても、あくまでも美術館を引き立てる脇役ではあるが、土木、建築、都市計画など当初はまったく別個のものだったデザインのコラボレーションに挑んだ建築家・内藤廣が設計したというだけあって、景観要素と機能性とを越えた水辺空間を現出している。なるほど池に相対するような駐車場にも、意匠が込められているのだろう。
池ではメダカらしき小魚の姿も。
美術館は入館有料だが、駐車場と公園は無料。
マークした場所は駐車場。