沖縄県総合運動公園にある二つの大きな池のひとつ。
「ユイ」は沖縄弁でユリなどの花の意だがあまり使われない言葉らしい。一方、沖縄都市モノレール「ユイレール」などしばしば使われる「ユイ」は「ユイマール」の略で、相互扶助の意らしい。
2017年8月に千尾もの鯉とテラピアが大量死したニュースが全国放送で流れ、この池のことを知った。
あれから二年近くたって魚たちもすっかり復活したようで、池をのぞきこむと、鯉にまじってものすごい数のティラピアが寄ってくる。すっかり人慣れしていて、どこをのぞいても、ティラピアが湧き上がってくる。けっこう大きい魚もいて、そういえば高知市に住んでいた子どものころ、温度の高い工場排水が流れる川に「熱帯魚がおるぞ」という噂に惹きつけられて釣りに行ったことを思い出した。テラピアという魚の名を知ったのはそのときのことだ。
水面が手にとるように近い岸辺は素晴らしい雰囲気だし、テラピアの懐かしさも手伝って無性に釣りをしたくなった。残念なことに釣り禁止看板が立っていた。
流入水路は水遊びができる仕様。
駐車場、トイレあり。
沖縄の公園池は初めてでしたが、池のまわりの木々、水ぎわの植生など見慣れぬ雰囲気で新鮮でした。
マークした場所は駐車場。