地図では「奥池」となっている。高速道路規格のバイパス道をはさんで与根河池の上段に位置しているので、ここでは識別のため名称を与根河奥池とした。
グリーンピア南紀という一悶着あったリゾート施設の跡地を抜けて行くような、ちょっと変なアプローチ路で、途中、クルマを規制するチェーンやロープに阻まれつつ、工事のためかルートも変わっていたり、会うのになかなか苦労させられた池だった。
危険! 水深15mの看板が目を惹く。マディーな水質で流木だまりもできていて、ちょっと見ただけで怖い池と分かる。
決壊しかけたのだろうか、堰体は土を盛り足して、流れ出す河道も新しい感じだ。
右岸側は切り立った崖だが、階段があって細い道が付けられている。昔は取水設備が奥にあったのかもしれない。進みたかったが、転落すれば底の見えない水深15m。怖いのでやめた。