水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

大島水場のヤツボ(神奈川県相模原)

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「ヤツボ」と称される相模川河岸段丘の湧水池群。

相模川中流域はみごとな河岸段丘がつづている。川をはさんで両岸が崖に裁ち落とされたような台地になっており、崖ぎりぎりまで住宅が貼り付いている。
川に降りるためには階段か、長いスロープ、あるいはつづら折りの車道を通るしかない。
この段丘の切れ目に沿って湧水が点在し、地元の人たちが「ヤツボ」と呼ぶ池を造り水を貯めて利用してきた。段丘の中腹にあるため階段が設けられており、梅雨入りしたばかりの紫陽花が咲いていた。
現在、池は保全のために底上げされており、流れの一部にしか見えないが、小さな水神様の石碑がかわいらしい。
オートバイや自転車を停めるスペースはかろうじてという感じだが、周辺は住宅地で駐車スペースはない。

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池(ヤツボ)の横にある不思議な顔をした龍神像。
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池(ヤツボ)からの流れ出し。段丘を下り相模川へ注ぐ。
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大島水場のヤツボの入口。ベンチと案内板が設けられている。下写真の左側の降り口からヤツボへと階段がつづく。
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案内板。
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訪問日に初導入したカメラバッグ。フラップを下ろしたままでも上からカメラを取り出せるアイデア品。梅雨空だったが、レインカバー標準装備で安心だった。
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一方、ホンダ社の世界戦略機PCX150は、この日がラストラン。関東圏でオートバイでしか行けないような水辺の探訪に活躍してくれた。
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マークした場所がヤツボへの入口。