とおべだむ。
青森と岩手の県境をなす碇ヶ関はなかなかの難所だ。秋田杉の数少ない産地でもある。
今では高規格な国道7号の整備が進み、すらっと通り抜けることができるようになったが、裏ルートになった国道282号はなかなか走りごたえのある峠道。この道沿いにあるのが遠部ダム。青森側からアプローチすれば厳しい道に入る手前なので、すんなり行ける。
水位が低かったので防災ダムかと思ったが、改修工事でゲートレス化し、取水つまりは貯水をやめて洪水調節に徹しているようだ。
エッジのきいた堰体デザインが碇ヶ関という地に似合う。小豆色の管理棟が気のきいた帽子のよう。ゲートがあったころは、やはり小豆色にペイントされていたのだろうか。
ダム湖右岸側の国道沿いに広い駐車場とトイレがある。
マークした場所に駐車場、トイレ。