天然記念物にも指定された金色に輝く洞窟内の池。
山が迫り海岸ぎりぎりまで追いやられた国道沿いの岩壁に穿たれた海食洞。神域として鳥居が立てられ、巨大な岩の上には神社も祀られている。
この岩の割れ目のような小さな洞に水がたまって小さな池をなす。バスタブほどの大きさ、水深70センチの池は偶然にもヒカリモという希少な藻類の繁殖に適した条件を有していた。
西を向かって開いた洞の入口の先は海が広がるので、夕陽が差し込むとヒカリモが黄金色に輝き、黄金井戸の名がついた。
訪れたときは幸いにもヒカリモが繁殖していたが、朝だったために金色に輝くところまでは見ることができなかった。
それにしても、洞内の石像の異形ぶり。
国の天然記念物に指定。見ごろは3〜5月。国道沿いに駐車スペース3台ほど。
小場所なので見落としやすいので注意。
目の前には東京湾が広がる。
駐車スペースと案内板。
マークした場所は駐車スペース。