あの聖徳太子が大蛇を退治した池
阪和線高架下にある都市化の進んだ池で、池名を冠した桃ヶ池公園として整備。地元にとっては生活に溶け込んだ馴染みの深い水辺だが、聖徳太子の大蛇退治伝説もあり歴史は長い。農業用水池として使われつつ鯉、ウナギ、フナ、ナマズなどを養殖していた時期もあったそうだが、そもそも人造だろうか。
ウィキペディアによれば、「百ヶ池」「脛ヶ池」「股ヶ池」といった表記(いずれも「ももがいけ」と読む)も見られた。
特に「股ヶ池」については池の一角に股ヶ池明神があり、本来なら伝説ともゆかりの深いこちらの字をあてるのもよかったのではないかと思う。ただ桃の字も単なる当て字ではなく、わりと古くから使われていたそうだ。
股の字がつく池は奈良には、蛙股池という日本史最古級の溜め池がある。
連続テレビ小説『てっぱん』ロケ地。
釣り禁止。
こんなところに、さりげなくオリフィス?
マークした場所は股ヶ池明神。