さかせがわだむ。
日本で二番目に古い発電用アースダム
大正元年竣工の日本で二番目に古い発電用アースダムで、近代土木遺産に認定。
水力発電用のダムは一日の水位変化が大きく堤体への負荷が大きいため、アースダムが用いられることは少ない。一方、アースダムといっても堤体のコア部にコンクリートを用いるなど工夫も見られる。
空撮では湖底を導水路が横切るなどユニークな構造が確認できた。
ちなみに日本最古の発電用アースダムは山梨県の大野貯水池。
空から見た逆川ダム
貯水池周囲はフェンスで立ち入りができず、各種設備などもフェンスごしに見ざるを得なかったため、空撮を行なった。
左岸側に導水管との出入口が二門。右岸に洪水吐。
湖底に埋められたコンクリートの水路状のものは、日々の流出入によって堰体が浸食されるのを抑えるためのものか。
アクセスは徒歩か自転車のみ
逆川ダムへの管理道はフラットダートで走りにくい道ではないが、二つのトンネルを抜けた竜王峡遊歩道入口のある地点から先はゲートによって一般車両通行止めとなっている。
勾配はきつくないので折りたたみ自転車でも問題なかった。
池さんぽマップ(ver. 1.02)
1.02にバージョンアップ。逆川ダムへのルートまわりと、八汐湖、五十里ダムまわりのルートを描きこみ。