西条の町は「水の都」とも称される。そこかしこに地下水が噴出する「うちぬき」と呼ばれる自噴井が、土地の人々のくらしを潤してきた。なんと西条では上水道に頼らずとも昔から生活用水に困らなかったという。このような町が国内でも雨がもっとも少ない瀬戸内にあることは、四国の誇る百名山・石鎚山の恵みか、あるいは弘法大師の恩恵か。
西条藩の藩庁があった陣屋跡は艶やかな水をたたえた堀に囲まれ、今は高校と郷土博物館も立っている。
名水百選。
西条の地酒「石鎚」を醸す石鎚酒造は、溜め池の多い山裾にある。
西条市のホームページに、かわいらしい「水めぐりマップ」がありました。
うちぬきは大小合わせて2千ヶ所もあるというので、西条うちぬきめぐりも、おもしろそうです。(下の画像は、西条市オフィシャルページより抜粋)