御池岳の山頂テーブル台地のドリーネ池群のひとつ。
ところどころに石灰岩の露頭が墓標のように白く光る草原には、30ものドリーネ由来の池があるという。
元池はそれらのエントリー池といえよう。鈴北岳と御池岳山頂を結ぶ道の間に池への分岐があり、元池を示す案内板もあり、直径は20mほどもあるので分かりやすい。水深は浅く50cmほど。雨乞池の別名が示すように、古くは雨乞い信仰の対象でもあった。
通称「日本庭園」と呼ばれるカルスト頂上高原の西側。鈴北岳を含むテーブルランドとの間の鞍部に位置する。
元池には複数のアプローチ方法があるが、いずれも半日がかりの登山が必要。アプローチルートなどは、「御池岳の山池」にまとめて掲載。
Pマークは鞍掛峠の西登山口の駐車場