「電力王」と呼ばれた松永安左ヱ門が昭和21年(1946)に構えた邸宅および庭園がのちに寄贈され、松永記念館として市が管理・公開を行っている。
別荘ではなく終の住処というおもむきで、今も南斜面の住宅地の中にひっそりとたたずみ、池のまわりには茶室がしつらえられていた。
日本庭園風に手入れされた池には錦鯉が泳ぎ、夏は睡蓮で覆われる。
流れ込みは荻窪用水のある山側にある。反対側を小田原用水も流れるが、池より標高が低い。電力王の邸宅だけに、自然落水ではなく電力で水をポンプアップするのも一興? なんていうのは妄想であるが。
日本の歴史公園100選。
冬の池。2014年12月撮影。
記念館前の路地
記念館(2017年)。
案内板