水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

御池庭(京都府京都)

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御殿側の岸は玉石ビーチ

通年公開となった天皇のおうち池。

明治時代になるまで天皇の居住する宮殿だった京都御所。
現在は宮内庁が所管し、一般にも公開されているが、入口で警察官に荷物検査をされ、パスすると見学者用ネームプレートを渡される。
御所内は各所に宮内庁の職員が配備され、かなりものものしい。
池さんぽはどうしても他の人が見ないところ、例えば池と通ずる水路が塀の下をくぐる部分とか、そういったスポットをじっくり観察するだけに、侵入経路を下見しているテロリストと疑われているんじゃないかと思うぐらい、警備陣からの視線が痛い。
そうはいっても、かつての天皇の自宅の池を見ることができるのだから開かれた時代だ。2015年までは予約が必要だった。
池の名も、さすが「御池」。なぜか池名で呼ばれることはなく、案内坂にも現地標識にも「御池庭」と記されていたので当稿もそれによった。

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橋の上に砂利を敷いて、さらに時間をかけて苔むし状態に。いったい何十年かかったのか。ここまで凝った池橋は初めて


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流れ込みの滝は控えめ


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こんなところにも菊の御紋が


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築地塀外側の水路。塀の下に小さな流れだし部が


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築地塀は見たことがないほど高く、独特の威圧と神々しさ。コーナ部の処理はこうなっているのか
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案内マップ

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池の吐き出し口は塀の下に設置されていました。
造りは木造で石組みに囲まれ、かなりイキ度高し。


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