川股ダム。
別の池から名前を奪った珍事例。
もともとの川股池は1.5kmほど下流側にある池の名だったが、新しく上流側にできた坂谷ダムが下の池の名前を奪うかっこうになった。奪われた方の池は現在は小路池という名になっている。このへんの事情は小路池の項に記しておいた。
めずらしい事例ではあるが、奥利根の有名どころである奈良俣ダムが同じように下流側のダムから名を奪っている。
アプローチ路は狭い山道だが、行っただけの満足感がある。石碑に由来が彫られていたので、じっくり読んだ。
堰体から湖面をのぞきこむと、浮いたゴミに隠れるように良型のブラックバスの頭と尾が見えたが、目が合ってしまい、すぐに引っ込んだ。こういうとき、日本の魚はバックをして引っ込むという行動をとらない。ブラックバスだろうと目星をつけてスプーンを落とし込むが反応なし。(あとで別の写真もまじえて画像解析の結果、ブラックバスと断定できた)
スプーンとスピニングのタックルを出すのは久しぶりだったので、遠投して遊んでいたら、見えないぐらい遠くで小さいブラックバスがかかった。