雄大な浅間山をバックにのびのびとした北軽井沢の高原にあるトラウト管理釣り池。ルアー、フライもできるという古いブログ記事を見つけた程度で、営業状況がよく分からない不思議な釣り池だった。ただ、整備はされているみたいだったので、たまたま休業日だったと信じたい。
日本でも数少ないカタカナ名の池。
由来を調べてみると、北軽井沢は敗戦後に満州から引き揚げてきた日本人が入植し、かつてはハイロン、アテロといった満洲由来の地名が付けられていたという話が出てきた。
現在は北軽井沢という地名からは消えてしまっているようなので、この池の名が唯一の戦争の生き証人なのかと思うと、重みのある池に見えてきた。
