ひるぜんこうげん。
中国地方のサイクリスト天国といえば、海側ではしまなみ海道を中心としたエリアが全国的に知れ渡っているが、山間部ではこの蒜山高原(ひるぜんこうげん)が筆頭格のひとつに挙げてよいのではないかと思う。
岡山県の最北に位置する蒜山であるが、日本地図を見て驚くのは日本海までの近さだ。直線距離でわずか20km。
岡山といえば瀬戸内海の陽光をいっぱいに受ける山陽地方の印象が強いが、山陰と山陽を隔てる脊梁山脈が、こんなにも北に深くせり上がり日本海に迫っていたとは。
この池の名は分からないが、池をとり囲むように日帰り温泉施設、スポーツ公園、研修センター、B&G海洋センターの設備などがあり、蒜山の町では目立つ存在である。
水面の多くが隠れるほどに水草が繁茂。堤らしきものや取水設備は一見したところ見あたらず、周辺には似たタイプの池が二、三あり興味深い。
周辺には、道の駅も複数あり、サイクリングを楽しむ環境が充実している。
マークした場所は駐車場。