その名も悲恋沼。えりも岬へとつづく延々たる丘陵の浜辺にぽっかりと穿たれた周囲約400メートルの天然湖。
池名の由来となった本土青年とアイヌ娘の悲話伝説あり。沼のある百人浜は明治時代の開拓で砂漠のようになってしまったものを、人の手で植林を行なって現在の緑の姿に戻した経緯がある。百人浜を見わたせる監視塔は日中、一般開放されており、浜と反対側に目を向ければ悲恋沼が大地に落とされた一粒の涙のよう。
近くにキャンプ場。池畔に駐車場あり。
百人浜の途中に、周囲約400メートルの、悲しい伝説を持つ小さな沼があります。
和人の青年とアイヌの娘は、想いを交す仲。
やがて蝦夷地での生活を終えた青年との別れの日がきます。
二人は叶わぬ恋を嘆き、あの世での再会を誓います。
涙にくれる娘の姿は浜辺から消え、ある日ポッカリと沼が現れました。
誰いうことなく娘の涙でできた沼。
(えりも観光ナビ)
マークした場所は駐車場。