【ひれんぬま / シ・ト】

まるでロミオとジュリエット。悲恋が生んだ涙の池
その名も悲恋沼。えりも岬へとつづく延々たる丘陵の砂浜にぽっかりと穿たれた周囲約400メートルの天然湖。成因タイプは砂丘湖。水源は湧水で、流入および流出河川なし。
池名の由来となったのは、江戸時代にこの地に本土からやってきた久作という青年と、地元アイヌ娘のマエラの叶えられぬ恋。許されぬ恋を悲嘆し、青年の去った浜で何日も立ち尽くす娘。やがて彼女が消えた後に涙の形の沼ができていたという。
今でも沼では夏にホタルが舞い、来世で結ばれた二人の姿を重ねる人もいる。
ではこのロマンチックな池名がつく前は何と呼ばれていたのか。調べてみると、アイヌ語名は「シ・ト」(大きな沼)。



明治時代の開拓で荒廃、そして緑化
沼のある百人浜は明治時代の開拓で砂漠のようになってしまったものを、人の手で植林を行なって現在の緑の姿に戻した経緯がある。

悲恋沼の施設・設備
悲恋沼遊歩道

展望所
百人浜を見わたせる緑化事業観察塔は日中、一般開放されており、浜と反対側に目を向ければ悲恋沼が大地に落とされた一粒の涙のよう。




キャンプ場・駐車場
近くにキャンプ場。池畔に駐車場あり。

悲恋沼のほとりにある観音堂




駐車場と案内板


マップ
現地案内マップ

ニッポン湖沼図鑑マップ

Googleマップ
マークした場所は駐車場。