1.5車線の舗装林道を数キロ進んだ先にある標高1130mの池。上池と下池でなり、天然湖かと思ったが溜め池のようである。甲斐駒ヶ岳山麓には平久保池と同じように深い山間に農業用溜め池がいくつも見られる。
林道をずいぶんと上がってきたつもりだったので、最初に現れた上の池に少々、面食らった。下から上がってきたのだから下の池から出てくるはずである。
地図で見ると納得した。甲斐駒ヶ岳の裾に沿ってちょろちょろ走っていたようなもので、ほとんどこの山の内奥に切り込めていない。林道はその先、再び山麓へと下っていく。
平久保池はヴィレッジ白州という自然体験施設がアクアレジャーゾーンとして湖面と周辺の林間を占有管理しており、コテージやビジターハウスが立つ。
アクティビティとしては、キャンプ、カヌー体験、釣りのほか、アクアスキッパーも体験できる。いずれも有料。
池は施設の構成要素として占有されているため、池畔に入って見学するだけでも入場料が必要。
上の池ではオイカワ、下の池では錦鯉を確認。
マークした場所はヴィレジ白州の入口。