水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

八ヶ池(兵庫県小野)

はちがいけ。小野八ヶ池自然公園。
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本家「オスプレー」の劇的瞬間を目撃。

加古川流域は全国でも指折りの溜め池密集エリア。地図を見ていると目まいがしてくるほど池、池、池・・。
八ヶ池はJR加古川線の駅からわずか200メートル。スポーツ用のドーム施設をそなえた自然公園として池を中心に整備されている。無料駐車場、トイレあり。
訪れた時はかなりの減水状態。堤の上には釣り禁止看板も。

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写真を撮っていると管理スタッフのおじさんがやって来て、池の上を飛んでいる鳥の名前を知っているかと訊かれた。野鳥マニアだと思われたようだ。
なんでも、池の上空の高いところでピタッとホバリングして、ときたま池の水中へとダイブするのだという。
おおむねトンビのような飛び方をするが、トンビならあそこまでピタっとは静止できないし、水の中へダイブもしないだろう。
そんな話を交わしているうちに、おじさんが、おっ、きよるきよる!
あまり本気にせずに鳥の方に目をやると、急滑降、そのまま水中に飛び込んだ。
「写真、撮れた?」
すみません。カメラは首からさげたまま、ぼさあっとしてました。
あとで調べてみると、ミサゴという鳥だった。英名はオスプレー。なるほど、狙った獲物を上空でピタっとロックオンするわけである。

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八ヶ池の上空で静止する鳥。ミサゴか。



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減水によって露わになった取水用の斜樋と底樋


マークした場所は駐車場。