水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

天沼弁天池公園(千葉県船橋)

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「天沼」と「弁天池」の二つの池名が冠せられているゴージャスな公園名は魅惑的すぎるが、なぜか東京都杉並区にもまったく同名の公園がある。東京の方は「あまぬま」と呼ぶ。こちらも同じであろうか。
JR船橋駅から歩いてすぐのマチナカにある公園。底に美しくタイルを敷きつめた円形の人工池を中心に、外側に同心円の親水水路がめぐらされている。
池の水はポンプ循環と思われるが、吐き出し口はベンチの横に白糸の滝のような設計で涼味を演出する。
広場が池を抱きつつ池に内包される設計で、広くはない敷地のなかで多くの人が同時に水に親しめるだけでなく、ベンチの配置など母親が子どもを見守りやすい工夫がなされている。多くの子どもが同時に水遊びができるので、子育てママさん御用達の公園。夏場には、さぞにぎやかになることだろう。
それにしても最初の疑問。なぜ「天沼」と「弁天池」という二つの池名を合わせた公園名なのか。ここ船橋ではヒントとなるようなものを見つけることができなかったが、東京杉並区の池の方にヒントがあるかもしれない。近々、行ってみたい。
駐車場なし。

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外側にめぐらされた水路も水遊び仕様。
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