水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

番場池(長野県松本)

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松本の市街東部に迫る山を20分ほどクルマで上った中腹にあり、戦国時代には山城の馬場があった場所だといい、池名の由来になっていると思われるが、「馬場」が「番場」へと転じた理由までは分からなかった。ただ同じ字をあてる同名の池が静岡県湖西にある。一般的には「番場」は滋賀県米原にある古い関所の地名。
案内板によると、南東にある美鈴湖の補充池の機能を担っているとのことである。
江戸時代に個人によって築堤された池がたびかさなる改修によって大きくなってきた。現在の形に至るまでに、のべ何万人分もの人の力が投入されているというから、最初に拓いた池祖もうれしいだろう。
釣り禁止。

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堰堤と案内板
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マークした場所は美鈴湖の駐車場。