水辺遍路

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上郷黒田の「池ノ平」蛙沼(長野県飯田)

全国に点在する「池の平」。この地名のある場所は、地形的な魅力があって好き。
上郷黒田にも標高1060m地点に「池の平」があると知って赴いたものの、アクセス路がゲート通行止め。徒歩なら行けそうだったが時間が遅い。
クルマでも許可をもらえば通行できるようなので、機会をみて再アタックしたい。
なおこの池の平はモリアオガエル生息地になっている蛙沼という池がある。2000年前にできた堰き止め湖タイプの谷池。ニホンマメシジミ、カワコザラガイ(準絶滅危惧種)、オオミズゴケ、カビゴケなどが生息。
以下、飯田市オフィシャルサイトより。

モリアオガエルはアオガエル科の日本固有種(※1)のカエルです。樹上に直径15cmほどの白い卵塊(らんかい)をぶら下げるように産卵することで有名です。本州、四国の湿り気の多い林内に生息し、伊那谷では高森町・喬木村伊南の地域で分布が確認されています。
野底山池ノ平の繁殖地は蛙沼とも呼ばれており、小さな沢地形にできた池で、所々に浮島があります。野底山一帯は大規模に植林されていますが、蛙沼周囲は自然林が残されており、モリアオガエルの生息に適した環境になっています。
蛙沼は、松川の支流である野底川の奥、標高1060m付近にあります。野底川の支流池の平沢の崩落によって谷状の窪地が堰(せ)き止められ、約2000年前にできたと考えられています(※2)。
蛙沼の規模は、昭和7年の調査では、東西は最大で24m、南北は56mの860平方mの広さ、水深は最大で197cmを測りましたが、年々土砂が堆積し、陸地化が進んでいます。現在は水深50cmに満たない程度ですが、堰堤(えんてい)を設けるなどして、昔から大切に保護されています。
また、本繁殖地は、昭和7年から23年にかけて調査されており、長野県のモリアオガエルの先駆(せんく)的な研究地でした。

※1 固有種:その国やその地域にしかいない動植物をいいます。
※2 約750年前とする説もあります。

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