水辺遍路

訪れた全国1万1,700の池やダムを独自の視点で紹介

龍神の池(京都府大山崎)


天下分け目の「天王山」にある山池

羽柴秀吉と明智光秀が天下分け目の戦いをくりひろげた地として有名な大山崎。池で死んだ娘が蛇に変じた祟り伝説のある蛇姫池を訪れた際、案内板にここ龍神の池のことが記されていた。
天王山登山ルートの途上にある池とのことで、日をあらためて行きたいと思っていたところ、2025年3月に実現。

 

池伝説と雨乞いの風習(案内板)

案内板奥の人が立っているところが龍神の池。


龍神の池
円明寺村は水利が悪く水に苦しんでいました。少しでも日照りが続くと田んぼは干上がり、まさに生活をかけたものでした。村人が苦しんでいるのを見かねて池に龍神が降り立ちました。竜王神社の社も建てられ村の守護神として信仰を集めました。
雨乞いは「雨たまえ、雨たまえ、」と夜明けまで続きました。その後江戸末期に社は小倉神社の境内に移され、雨乞いの風習は昭和十年頃まで続きました。
大山崎ふるさとガイドの会

龍神の池の立地と形態

天王山の肩、標高260mの谷頭に立地

シゲ池と並ぶように天王山北側の山肩に立地。ともに谷頭にあり水源池。池下には沢へと成長する谷筋が下っており山麓では川になっている。

水深は1m以内と浅い

干上がっていたので底の状態がよく見える。流入する明瞭な沢はなく、流下側には谷が形成されているので源流地点といえそう。
満水になっても水深は1m以内だろう。写真の右側が谷。

吐き出し側

流れの痕跡が伺えるが、板や石などで堰き止めていた可能性も。

池下の谷筋

沢に向かって、まっすぐ下っている。

石積みの護岸

池岸の一部には石積みの護岸も見られた。雨乞いの風習があった昭和10年以前のものだろう。

池から谷筋のパノラマ



 

龍神の池へのアクセス

JR山崎駅

山崎駅近くのコインパーキング

山崎駅周辺って、あんまりスペースがないので、このパーキングが一番、分かりやすくてアクセスがよさそう。

登山口

宝積寺境内を通る

宝積寺の池

酒解神社通過(標高232m)

展望所


山崎城跡通過(標高275m)

歴史案内板の文章はなんと堺屋太一が書いたもの。絵も素晴らしい。さすが作家はすごいと唸らされた、一味違う案内板。この案内板はポイントごとに続きが読める構成になっていて楽しかった。


シゲ池を通過(標高258m)

bunbun.hatenablog.com


分岐(標高278m)

龍神池の道標(標高252m)

これを見落とすと、池にたどりつけない。ここでは「龍神の池」ではなく「龍神池」と記載されている。

龍神池に到着(標高266m)

案内板あり。


 

案内板




 

Googleマップ

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