水辺遍路

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長助池(新潟県妙高)


本山と外輪山にはさまれた小庭の池

越後富士の異名ももつ百名山・妙高の山池のひとつ。といっても、長助池は単一の池というより、ひとくくりの湿原の中の池塘群。
登山路の休憩スポットにもなっており、木道、ベンチもあって池ごはんにも最適。
この谷は深田久弥『日本百名山』には以下のように叙景されている。

この中央火口丘は心岳と呼ばれている。その頂上に立つとよく判るが、これほど典型的な円形カルデラも珍しい。心岳を真ん中において、まるでかごめかごめの遊戯のように、神奈山、大倉山、三田原山、赤倉山等が、円く取り巻いている。そしてその火口丘と外輪山との間の環状の火口原(と言っても広くはない。原ではなくて谷の趣をなしている)の水が集まって・・(以下略)
(深田久弥『日本百名山』)

爆発カルデラによって生まれた豪快な容姿の巨大湖の名残りがこれらこまごまとした池たちなのかと思えば、壮大な地球の年代記の一端に触れたような気がしてくる。
妙高山頂から下ってくると、池名を冠した「長助池分岐」で長助池に行くか黒沢池に行くのかの判断を迫られ、じつに悩ましい。


左は妙高山頂ドーム。右の外輪山を越えた向こうには、黒沢池が



妙高の山池さんぽver1.0(2022)



長助池分岐