水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

川辺川ダム(熊本県五木)

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2020年に球磨川流域に大被害をもたらした激甚災害「令和二年七月豪雨」によって、計画から半世紀以上が経過したままになっていた川辺川ダムが長い眠りから覚めたかのように、脚光を浴びている。
用地取得、代け替え道路などはほぼ完了しているとのことだったが、Googleマップが建設予定地としていた地点に行ってみても、ダム建設に関する案内などはなく、最近の国家事業の新規建設ダムでは展望台や資料室を設けて情報公開する流れと異なるものを感じた。長期化したダム問題の根深さだろうか。(2022年3月現在、Googleマップから地点表記は消えている)
川辺川ダムと並び問題が長期化したダムとして群馬県の八ッ場ダムがあるが、こちらは2020年に竣工した。しかしダム問題を経て、地元の人たちの分断は今なお深い傷になっているとも聞く。

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