水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

三渓貯水池(北海道苫前)

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あの凄惨な事件の地名を冠した池

七人が殺され、三名が重傷。日本史上最悪のヒグマによる大量殺傷事件(熊の駆除のため軍が出動)があった土地の名を冠した池だけに、行く前からビビりまくり。もっと早い時間に来たかったが、夕刻になってしまった。
この貯水池のアプローチ路入口にある三渓神社には三毛別羆事件の慰霊碑もある。
ピンポイントの雨雲レーダーで「しばらく雨は降りません」と表示されているにもかかわらず、けっこうな勢いで雨が。霧雨のようでいて粒が大きい。フロントガラスもミラーもすぐに見えなくなる。もう信じられない。
進んだ先、池まであと数百メートルというところで車両通行止めゲートがあり、こんな状況の中、徒歩を強いられた。熊に会いたくないけど、ここまで来て引き下がるのも・・これは判断ミスだろうか、と自問自答しながら、ときどき犬の鳴き声を真似て吠えてみる。
しかし羅臼の方では犬ばかり襲うヒグマが暴れている。逆効果・・判断ミスかもしれない。
ルートなどは写真の方で。
事件について詳しくは「苫前ダム」のリンクをご覧ください。

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左はアプローチ路入口、右は分岐のゲート


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ここまで池に肉薄しながら、森が深くなり池に会えない・・断念・・。引き返した


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何のことはない。ゲートのない方、クルマで進める方に行けばよかったのだ。北海道の小規模ダムは手前で車止めゲートがあるという経験上の思い込みが判断ミスを招いた。


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いくら熊が怖かったとはいえ、ここまでクルマで進んだのは判断ミス・・雨粒でミラーも見えない中、バックで戻ることに・・


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