松田ダムの隣の谷筋に造られた12基の床固め工を含む砂防ダム。1.5kmに渡って導流堤が設けられており、いわば砂の湖。
「四ツ目川遊砂工」を示す道標に従って進むと、トイレと資料展示あずまやがある駐車場に着く。
以下、中津川市のオフィシャルページより。
恵那山・前山に源を発する四ツ目川。急な斜面を流れ下るこの河川は昔からしばしば山崩れや土石流の被害をもたらしてきました。なかでも昭和7年8月26日に発生した土石流は、中津川駅の構内にまで押し寄せるほど大規模なもので、死者2名、流失家屋73戸、埋没家屋94戸、半壊家屋203戸という被害をもたらしました。この被害をきっかけに、昭和12年より四ツ目川の砂防事業が始まり、これまで26基のダムが築かれ、その遊砂工が公園として整備されてきました。 平成5年度から国土交通省が建設を進めていた遊砂工は平成15年に完成しました。この「四ツ目川遊砂工」は、国の直轄砂防事業として67億円の費用をかけて建設し、砂防えん堤1基、床固工12基、導流堤1500mが整備されました。遊砂地内の堆積土砂量は昭和7年8月に発生した四ツ目川災害と同じ量の土砂約20万立方メートルを貯めることができる施設です。
(中津川市オフィシャルページ)
マークした場所は駐車場(雨天利用不可)。