国道143号線を上田から松本方面へと走っているとき、左手に「原池」という看板のある枝道が目に入った。
引き返して枝道を上っていくと小集落があったが、地図を見ても池らしきものは見あたらない。原池は集落名のようだ。
といって片付けるわけにもいかぬ。
原池なる池がなければ原池とはならない。池の痕跡を探して歩くと、ちょうどT字路のところに石造りが三基。
鹿児島県の肝付地方で、池のほとりに置かれる田の神と呼ばれる石造りと似ているように思った。なるほど道で分かりにくくなっているが、谷を堰くような構造も見てとれる。ならば、と駆け上がると、おお・・フェンスに囲まれた池らしきものが。これが原池だろうか。
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