水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

古室堤(山形県飯豊)

ふろむろつつみ。
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その姿、ネットでは初公開?

ダムファンが挑んでは敗退してきた難敵ダムだけに、インターネットを調べても1枚の写真も出てこない。一方、堤高16mの防災重点ため池として飯豊町のため池マップで公開されている。
アプローチ路として選んだのは林道台沢線。延長4.6kmとあるが、起点から2kmほど進んだところに古室堤の方向へと上っていく派生林道の分岐点があることが航空写真で確認できる。ただ廃道化しているのか道は途中で草木に埋もれ、池まで通じているのかまでは分からない。
案の定、倒木のためクルマを置いて徒歩で続投。方角だけを頼りに池にもっとも肉薄したとこで空撮を行ない、ほとんど誰も見たことのない古室堤の姿を捉えることができた。
堤の上にまで木が生えている。ルートらしきものはまったく確認できない。防災重点ため池に指定されているが、これで改修工事を行うのだろうか。

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