群馬県営の防災用アースダム。現地の標識には「茂沢防災ダム」と記されていたので、そちらが正式名称か。
堤高は25m。重力式コンクリートダムなら小型といったところだがアースダムでこの堤高は凄みのような味わいが出てくる。
防災用だけに湛水面は低く抑えられているが、右岸側には取水設備のスピンドルハンドルがあった。もとは溜め池だったか、あるいは現在も貯水池兼用か。
左岸側にはタンク型の配水池もあるが、この池の水と連携運用されているのかまでは分からず。防災調整池の隣に配水池というのも、なかなか不思議な組み合わせではある。