大三島は、しまなみ海道に点綴する瀬戸内の島のひとつ。
その西部に突き出した海岸近くに目立つ野池があった。名が分からないので現地に行ってみたところ、石鳥居をくぐって細い参道が池にまっすぐ続いているような神がかった雰囲気。
池わきに鎮座する小丘には磐座八幡大神社の石段があり、池の中には弁天島とおぼしき石造りの小島もある。
さぞかし名高い池とお見受けいたすものの、特に池名を記した看板類ヒントも見つからず。
池名、ご存知の方は当ページ末部のコメント欄に情報をお寄せください!
以下は愛媛県神社庁ホームページより磐座八幡大神社についての解説を抜粋。
延長6年8月15日に創立。当時の部落名を七カマドと言い、村人数名が伊勢神宮に参拝。部落鎮護の神として大日霊大神(天照大御神、天地根元の神)・天常立尊(天の神)・国常立尊(地の神)・月夜見尊(死んでから行く国の神)をお迎えした。
村人たちが神社の場所選定に頭を悩ませていたところ、ある朝日の出前現在の神社地上空に五色の御光が立っているのを村人の一人がみつけた。これは大神のおぼしめしであると村人一同は考え「天の岩戸より御降臨になりて座す」の意見で天磐座神社とした。
それから673年後の慶長元年、興田別尊(別名応神天皇)をお迎えし八幡宮と改名した。その後274年たった明治3年再び改名し磐座八幡大神社となった。
(愛媛県神社庁ホームページ)